普段使いやビジネスライクで使い勝手の良いコーチ(COACH)のバック。修理内容としてはどういったものが多いのでしょうか?こちらのページでは経験豊富な職人がコーチのバッグ修理とメンテナンスについて詳しく解説していきます。

コーチのバックは色々なタイプがあります。このページではどういった修理が多いのかについて、今までの修理例から紹介していきます。

購入店や他店にて断られてしまった修理も対応な可能なケースが多いので、諦めずにまずは無料のメール見積もりを利用してください。

コーチについて

コーチ(coach)は1941年にアメリカ・ニューヨーク・マンハッタンでカーン夫妻と少人数の職人で創業しました。創業当初は家族経営の皮革小物製品工房で、野球のグローブ革を使用したバッグなどを製造していましたが、2000年10月に上場し総合アパレルメーカーへと転身しました。当初は高価格帯のメンズラインが中心だった商品展開でしたが現在では様々な人のライフスタイルに沿ったイメージ戦略で世界各地に店舗展開をしています。日本には1988年に初出店、2001年にはコーチ・ジャパンを設立しています。現在では、バッグ、財布のほか、シューズ、アイウェア、ウェア、フレグランスなどメンズ、レディース共に幅広く商品展開をしています。

バッグと合わせてコーチの財布修理もしたいといった場合には下記のページも参照してみてください。

メーカー修理の場合

オリジナルと全く同じパーツ等にて修理を希望の場合にはメーカーに修理を依頼しましょう。
メーカーに修理を依頼する際は以下の点に留意しましょう。

  • ギャランティ―カードや領収書がないと修理受付不可な場合がある
  • 見積もりや納期に長く時間がかかる
  • 修理金額が高額になる場合が多い
  • 状態によっては修理を断られること有り

◯コーチ 公式サイト

スレッド&ニードルで修理の場合

オリジナルのパーツでの修理にはこだわらない、早くなおしたいといった場合はスレッド&ニードルでの修理を検討しましょう。

スレッド&ニードルに依頼をする場合は以下の点に留意しましょう。

  • ギャランティ―カードや領収書がなくても修理が可能
  • 海外で購入した製品の修理も可能
  • 見積もりや納期はメーカー修理と比較すると迅速
  • 修理金額はメーカー修理と比較すると安価な場合が多い
  • メーカー修理で断られても見積もり可能
  • オリジナルのパーツでの修理は不可

◯スレッド&ニードル 公式サイト

コーチのバッグは良質なレザーを使用しているものが多いのでメンテナンス次第でとても長く愛用可能です。修理に出す前にこちらのページを参照してみてください。

コーチバッグのファスナー関連の修理

まずは一番依頼の多いファスナーの修理についてです。「ファスナーを閉めても閉まらない!」「ファスナーを閉めるのが固くなってきた」などといった場合にはファスナー交換になるケースが多いなっています。

ファスナーと内袋
ショルダーバッグのファスナーと内袋部分。どちらも交換での修理が可能です。

多機能のコーチのバックはファスナーの仕様も色々あります。内側の生地を縫っている糸目を解いて修復する必要があるタイプなど、そのバッグの仕様に合わせてファスナー交換修理します。

高級ファスナー
高級ファスナーのエクセラを使用したビジネスバッグ。同様のファスナーにて交換可能です。

メインファスナーの交換であれば比較的納期は早くお渡しできる事が多いです。お急ぎの方はご相談ください。

一部生地の糸目を解いて直す場合、生地本体を傷めないよう慎重に作業するなど工程が増える為メインファスナーの修理よりも納期の方がお時間かかる事もあります。

スライダーの引手のみの交換修理であればオリジナルの部分移植も可能ですのでご安心ください。

  • メインファスナー交換 14,000円~ 約2週間
  • スライダー交換 5,000円~ 約2週間

バッグ金具摩耗(Dカン、ナスカン)・根元の革の損傷

ショルダーバックやビジネスバックを支えるパーツとしてバックに装着しているバッグ金具部分をナスカン、Dカンと呼びます。ショルダーベルトを頻繁に使用している方はこの金具部が故障する場合が多いので注意しましょう。

ナスカンとDカン
ベルトをジョイントする部分は故障が多いパーツの一つです。

長期間使用していると摩擦で金属が痩せてしまい損傷する事が多々あります。

Dカン金具
バッグ側の金具をDカンと呼びます。似寄りのDカンにて交換可能です。コーチのロゴは入らないので注意。

ブランドバックの場合はメーカーと全く同じパーツはご用意できませんが、遜色のない金具で交換させて頂いています。

金具を固定している根元の革を(根革)といいますが、日々の重たい荷物で耐久性が悪くなり革がちぎれる事や糸目が解れてしまうケースがあります。こちらは似たような革での再作成または補強が可能です。

  • バッグ金具(Dカン、ナスカン)交換 4,000~6,000円 約3週間
  • 根元の革(根革)交換、または補強 10,000円~ 約3週間
  • 糸のほつれ(リステッチ)7,000円~ 約2週間

持ち手の傷み・劣化・ちぎれの修理

購入した時はパリっとしていた持ち手も長期にわたり使用する事で革が黒ずんできたり中の芯が硬化を起こす事がしばし見受けられます。

丸手タイプ
丸手と呼ばれるタイプ。トートバッグなどに多い。
平手タイプ
ブリーフケースに多い平手と呼ばれる手元。同様の仕様にて交換が可能。

こういったケースでは新しい革で交換するか糸目を解き、中のパーツを新しくすることで気になり始めていた問題も解消する事ができます。

  • 持ち手交換(丸手) 24,000~26,000円 約3週間
  • 持ち手のパーツ修復 10,000円~ 約3週間

生地の破れ補修

コーチのバッグの生地の破れや、縫製のほつれは修理が可能です。尖ったものに引掛けてしまったり、使い込んでいるうちに破れてしまい、もう使えないと思ったコーチのバッグも修理を検討してみましょう。

  • リステッチ 4,000~8,000円

バッグのクリーニングと染色

コーチのレザーバックは専門店での定期的なバッグクリーニングがオススメ。

定期的なバッグクリーニングをすることでレザーの保湿をして、更には汚れの定着を防ぐ効果があります。また色が落ちてしまったレザーバッグは染色で蘇ります。

  • バッグクリーニング 7,000円〜
  • レザー染色 8,000円~

オールドコーチの修理&メンテナンスについて

オールドコーチをもっていて長く愛用している方も多いのではないでしょうか?また両親から譲り受けてメンテナンスが必要といった場合もあるかと思います。

そういった場合にはまずはバッグクリーニングやバッグの汚れ落とし、メンテナンスを検討してみてください。オールドコーチは良質のレザーを使用しているので、メンテナンス次第でとても長く愛用できるレザーバッグです。

自宅でのメンテナンスには限界があるので1年に1回など定期的に専門店に依頼するのがいいでしょう。

オールドコーチでオススメのメンテナンスはバッグクリーニングや染色です。レザーが乾いてしまって保湿が必要な場合にはクリーニングにて対応しましょう。

また色がある程度抜けてしまって気になる場合には染色が便利です。色も元にレザーに合わせて染色するので違和感が残ることはありません。

  • バッグクリーニング 7000円〜
  • レザー染色・リカラー 8,000円~

内装の交換

コーチのバッグは長く使っているうちに内側(内装)が破れたり汚れたりといったことがあります。そういった場合、
内側の袋部分は張替えが可能です。
また、経年劣化で内装がベタベタになってしまうことがありますがそういった場合も交換が可能ですのでご相談ください。

可能な限りオリジナルのデザインに近く再制作します。

  • 内装交換 25,000円~

生地の破れ補修

コーチのバッグの生地の破れや、縫製のほつれは修理が可能です。尖ったものに引掛けてしまったり、使い込んでいるうちに破れてしまい、もう使えないと思ったコーチのバッグも修理を検討してみましょう。

  • リステッチ 4,000~8,000円

その他コーチのポーチ、キーケース、ステーショナリーなどの小物の修理やメンテナンスも承ります。もう使えなくなったとあきらめる前にスレッド&ニードルの無料のメール見積もりを利用してみませんか?
当サイトでは全ての修理に無料の再修理保証をつけています。