ビジネスパーソンの利用率が高いTUMI(トゥミ)のバッグ修理について、鞄修理専門店スレッドアンドニードルの職人が解説していきます。
TUMIのカバンで多い修理
当店でも多いビジネスバッグやリュックの修理例を参考に、修理内容と金額について解説していきます。当サイトに無い修理も承っておりますので、是非お見積りしてみてください。
持ち手の交換
全体的にレザー仕様のものと、部分的に革当てしてあるもの2種類あります。どちらのタイプも修理可能ですが料金は異なります。ショルダーベルトパット部分のレザーが傷んできた場合も交換可能です。
持ち手レザー張り替え 12,000円~
持ち手の再作成 22,000円~
ショルダーベルトレザー交換 9,900円~
ナイロン生地のほつれ、傷み
強化ナイロンを使用しているTUMIのブリーフケースは生地は丈夫ですが、毎日使用すると部分的に弱ってきてしまいます。破れた場合はミシン刺しの修理が可能です。
ナイロン破れの補修 8,800円~
ナイロン部ミシン刺し 8,800円~
ステッチが表に出る分、多少見た目は変更になりますが、しっかりと強度がでるのでオススメの修理です。
ファスナーとスライダー交換
ビジネスバッグのファスナーは、YKK製コイルファスナー8番を使用しています。一般的に多い5番ファスナーよりもサイズが大きく耐久性も高いものとなっています。壊れてしまっても似寄りのファスナーにて交換ができます。
ファスナー交換 14,000円~
またTUMIのロゴが入っているスライダー引手は移植できることが多いです。引き手のみをなくしてしまった場合はオリジナルのリユース品の引き手を取り付けることも可能です。
ナスカン交換
ショルダーベルトで壊れやすいのはナスカンと呼ばれる金具部分です。こちらは汎用タイプにて交換修理します。
ナスカン交換 5,500円~
プラスチックパーツの欠損
リュックで比較的多いのがプラスチックパーツの交換修理です。バックルやアジャスターなどは何か強い力がかかったときなどに破損してしまうことがあります。そういった場合は近い汎用タイプにて交換します。
プラパーツ交換 4,400円~
リュックで多い修理
ショルダーベルトの付け根周辺がほつれてきたり、ナイロンが傷んできたりすることがあります。重いものを入れていて毎日使用していると、どうしても不具合が出てきてしまいます。
ショルダーベルト付け根補修 7,000円~
クリーニング
毎日使用していると黒くて分かりにくいかもしれませんが汚れてくるものです。1度クリーニングしてリフレッシュしてみるのもいいのではないでしょうか。
バッグクリーニング 7,000円〜
スーツケースやキャリーバッグの修理
TUMIのキャリー付きバッグの修理も承っております。特殊な仕様が多いため、一般の修理店では修理が不可能な場合が多くなっているようです。
キャスターの交換
タイヤの交換は1箇所6600円~!
プルアップハンドルの不具合
伸び縮みするPUハンドルはメーカーでの修理がおすすめです。TUMIではPUハンドルのパーツを支給していないため、メーカー以外での修理は高額になるか、修理自体が困難な場合が多くなっています。メーカーでのPUハンドル交換は26,500円~(プラス送料)となっています。
メーカー修理の検討
メーカー修理と当店にて相見積もりを取ることがオススメです。手間はかかりますが修理料金を安く済ませることが可能です。どちらの修理も長所と短所あるので自分に合った方法で修理を依頼してください。
正規店購入後の保証期間であれば無料での修理が可能な場合もあります。下記に該当する場合にもメーカー修理を検討しましょう。
- 初期不良の可能性が高い場合
- メーカー純正のパーツにて修理したい場合
メーカー修理では対応の出来ない修理や、修理を安価に済ませたい場合などには是非当店で見積もりをとってみてください。
よくある質問(FAQ)
修理に出す前に疑問点や不安点は解消しておきましょう。後悔しないためにもどういった修理になるかをしっかりと知っておくのがオススメです。
特殊な修理に関してはより時間がかかる可能性があります。メーカー修理の場合見積もりに約2週間、修理に2~3週間かかります。また繁忙期にはより時間がかかるので注意しましょう。
TUMIのロゴが入った引手部分も移植をするので安心です。
メーカーでは対応ができないファスナーカスタムや持ち手のカスタムなどご要望をお聞かせください。
当サイトでは全ての修理に無料の再修理保証をつけています。