プラダ(PRADA)
お問い合わせのとても多いプラダのバッグとお財布修理について経験豊富な職人が解説していきます。こちらのページを読むことで修理依頼方法、参考修理価格、参考納期について知ることができます。
プラダ(PRADA)は1913年、マリオ・プラダとミラノのフラテッリ・プラダの兄弟がイタリア・ミラノで皮革製品店を創業しました。高品質の革を使いイタリア職人の技術で豪華なアイテムを製造しイタリア王室の御用達として愛用されていました。現在ではバッグ、シューズ、フレグランス、ウェアなど幅広く商品展開するイタリアを代表する高級ブランドとして認知されています。
プラダのバッグやお財布はメンテナンス次第でとても長く愛用できる製品です。修理とメンテナンスについて予めしっかりと知っておきましょう。
プラダのメーカー修理依頼方法
まずはプラダバッグ・財布などのメーカーでの修理依頼方法です。メーカーで修理を依頼した方が良い場合は下記を参照してください。
- 購入後6ヶ月未満で初期不良が疑われる場合
- オリジナルと全く同じパーツでの修理を希望する場合
初期不良が疑われる場合はまずはメーカーにて修理見積もりを取りましょう。メーカー修理はプラダの購入店にて行います。購入証明書を必ず携帯して修理依頼してください。
プラダのバッグ・財布などで金属パーツなどが破損してしまった場合は、通常交換修理になります。そういった場合でオリジナルのパーツにて交換修理を希望する場合は必ずメーカー修理となります。
メーカー修理での注意点
メーカー修理に出す前に注意したいことが何点かあります。修理後に後悔しないためにも必ずチェックしてください。
- 修理料金は高額になりやすい
- 納期は閑散期で30日間は最低かかる
- パーツの在庫がない場合は修理が不可になるケースもある
- 特殊な修理は対応が不可
まずはプラダのバッグ・財布等の修理料金ですが一般的にメーカーでの修理料金は修理専門店での修理に比べて20~40%高い傾向があります。また納期に関しても比較的長いので注意が必要です。
パーツ在庫無しにてメーカーでの修理を断られた場合もスレッド&ニードルでの修理はほとんどのバッグで可能ですので、相見積もりを取りましょう。
カバン修理のスレッド&ニードルでの修理依頼方法
メーカーでの修理を断られた、メーカー修理よりも安価に仕上げたい場合はスレッド&ニードルでの修理が安心です。
プラダの場合はバッグ・財布のタイプによっていろいろな修理が可能です。修理依頼前にまずはメールなどで修理の簡易見積りを依頼するのがオススメです。
また職人に直接見てもらって詳しく説明を受けたい場合なども、スレッド&ニードルを利用しましょう。修理後にイメージと違ったなどのトラブルを避けることが出来ます。
スレッド&ニードルに修理を依頼する前に
スレッド&ニードルにてプラダのバッグ・財布等を修理依頼する前に下記の注意点リストを必ず確認してください。
◯修理に出す前の注意点
- ギャランティ―カードや領収書がなくても修理を可能
- 見積もりや納期はメーカー修理と比較すると迅速
- 修理金額はメーカー修理と比較すると安価な場合が多い
- メーカー修理で断られても見積もり可能
- オリジナルのパーツでの修理は不可
プラダ(PRADA)バッグ修理
それではプラダのバッグはどういった修理が多いのでしょうか?スレッド&ニードルの修理サンプルを参考に詳しく解説していきます。
ナイロン生地の傷み補修
おそらくプラダのバッグで一番依頼の多いのがナイロンタイプのバッグです。ショルダーバッグ、リュックなど人気があるバッグで頻繁に使用している方も多いので修理依頼も多くなっています。
ナイロンが写真のように傷んできたら早めに修理依頼しましょう。生地の傷みはそのままにしておくと、どんどん広がっていきます。生地の状態によって修理方法が変わります。通常一度分解してから補強しての修理となります。
- ナイロン生地補修 7,700~16,500円
*範囲が大きい場合は要見積り
内装破れ補修
ファスナー部の縫製を全て解いてから内装の補強をしていますので修理前より強度は強くなります。
〇内装破れ補修一式 15,400~17,600円
レザーパーツの交換修理
ナイロン系のプラダで多いレザーパーツ。この部分は似寄りのレザーにて取替修理が可能です。
特殊な色のレザーに関してもほとんどが対応可能です。黒以外もご相談ください。
- レザーパーツ交換 1箇所 6,600円~
手元やバッグ本体の糸ホツレ
プラダのカナパトート等はシンプルな作りになっているので、故障する箇所も決まっています。
一番多いのが手元根本のほつれやバッグ本体部分の糸ホツレです。一箇所がほつれた場合は全体的に糸の状態を確認して修理するリステッチという修理になります。
- リステッチ 3,300~7,700円
ショルダーベルトの金具の交換
ショルダーベルトを使用している場合はベルト金具に気をつけましょう。
長く使っているうちに金属パーツが劣化して破損することがあります。その場合交換修理になります。
- ショルダーベルト金具交換 4,400~7,700円
ファスナー・スライダーの交換
荷物などを出し入れする際に動かすファスナー部分は消耗も激しいです。スライダーを引っ張っても閉まらなくなってきたら、早めに修理を検討しましょう。
ファスナーの修理方法には2通りあります。スライダー交換のみで修理できる場合とファスナー全体の交換になる場合です。どちらのケースでもオリジナルに近い色にて交換可能です。
メインファスナーのほかバッグの内側のファスナー交換についてもご相談ください。
- スライダー交換 5,000~7,000円
- メインファスナー交換 14,000~22,000円
持ち手・ショルダーベルトの修理
カナパなどの持ち手の革が汚れて来たり、破れて来たら交換修理が可能です。ショルダーベルトや持ち手の根元の縫製がほつれた場合は再縫製修理が可能です。それぞれの痛み度合いに合わせた修理が可能ですので、もう使えないとあきらめる前に修理を検討しましょう。
持ち手再作成
持ち手が切れてしまった場合もご相談下さい。
- 持ち手交換 22,000円~
- ショルダーベルト一式交換 16,000円~
バッグのクリーニング
プラダのバッグは特に淡色系の場合、汚れが目立つようになります。また、汚れがしみ込んでしまって取れない場合など、スレッド&ニードルでバッグのクリーニングが可能です。
バッグのクリーニングのほか、気になる部分だけの部分染色や全体的な染色なども承ります。一度ご相談ください。
- バッグクリーニング 7,000~10,000円
- レザーバッグ染色 10,000円~
プラダ(PRADA)財布修理
プラダのお財布の修理もできるってご存知でしたか?他の修理店では断られることの多いお財布修理もスレッド&ニードルでは革財布修理経験豊富な職人が丁寧に修理します。
ラウンドファスナー交換・スライダー交換
ラウンドファスナータイプのお財布はファスナー部分に力がかかりやすく故障が比較的多くなっています。
ファスナーが硬いな、と感じたらまずはスライダーの不具合を疑いましょう。
- スライダー交換(YKK) 5,000~7,000円
- ラウンドファスナー交換 16,000~19,000円
- 革引き手交換 5,000~7,000円
レザーの色擦れ補修
お財布は洋服に擦れたり、バッグの中で動いたりとレザーの色スレを起こしやすいです。お気に入りのお財布の色スレはリカラーにて色補修しましょう。
- リカラー(部分)8,000円~
- リカラー(全体) 13,200円~
*一部リカラー不可の商品あり
コバの傷み補修
お財布のコバ(際)の部分は通常コーディングしてあります。このコーティングが取れると財布端の部分の汚れが目立ったり、財布に傷みが出てきたりします。
そういった場合の補修方法がコバのコーティングです。通常の修理屋さんでは対応できない修理内容になります。経験豊富なバッグ修理専門店に依頼しましょう。
- コバコーティング(財布) 10,000円~
内装張り替え
プラダのお財布は内装張替えが可能です。べとついてしまった内装や傷んでしまったものは張替えにて対応しましょう。
張替えは劣化することがない生地にて張り替えるので修理後も安心です。またオリジナルの色味に合わせて張り替えるので、修理後に大きくイメージが変わることはありません。
一般的な修理店では断られることも多い修理ですが専門店なら対応可能です。諦めずに見積もり依頼しましょう。
- 内装張り替え 17,000円~
クリーニング・染色
毎日使い、長く愛用してきたプラダの財布は、セルフメンテナンスをしていても汚れが目立ってくるものです。その場合レザーの部分染色やクリーニングが可能です。ホワイト、ピンクといった淡色系のレザーのお財布でもクリーニング、染色が可能ですのでご相談ください。
- 財布クリーニング 5,000円~
- レザー染色(部分) 8,000円~
プラダのバッグとお財布のほかポーチ、キーケース、タブレットケースなどの小物類の修理も承ります!プラダのバッグ・お財布はこわれてしまっても修理して長く愛用しましょう!
スレッド&ニードルでは全ての修理に無料の再修理保証をつけています。