【ゴヤールの修理】バッグの持ち手や財布のファスナー交換、破れなどのリペア

ゴヤール（GOYARD）のバッグや財布修理について、カバン修理専門店スレッドアンドニードルの職人が解説していきます。全国郵送対応で、持込の場合は東京の恵比寿店で対応可能です。

「サンルイ」参考料金・納期など

当店での修理を参考に解説していきます。ゴヤールのバッグはとてもシンプルなタイプが多いので修理に関してもそれほど高額にはなりません。

サンルイで一番多い修理が持ち手（ハンドル・手元）の傷みによる切れや劣化です。ゴヤールバッグの手元（ハンドル）部は似寄りレザーにて交換できるので、デザインをほとんど変更することなく修理できます。

ハンドル部分はオールレザー製。オリジナルと遜色ないレザーにて修理可能です。修理依頼が意外と多いのが2枚目の写真。バインダーと呼ばれる部分の張り替え修理です。こちらもレザーなので、似寄りのレザーにて張り替えます。

破れてしまったコーナーを似寄りのレザーにて補修。ゴヤールのメーカー修理では断られることの多い修理です。

メインコンパートメントの入り口部が弱っていたのでレザーで補強し、その後持ち手を作成修理しました。そしてディンキャンパスと同じくバッグの底の部分の四隅が傷んできたいたのでレザーにて補強しました。

サンルイなどの生地が破れてしまったり、傷んできたら写真のようにレザー補修にて修理します。通常の修理店やメーカーでは対応不可の場合も多いですが、専門店なら修理受付可能です。

手元交換　22,000～24,000円　3週間～
バッグクリーニング　7,000～10,000円　3週間～
口前バインダー交換　16,500～18,700円　3週間～
破れ補修　13,200円～　3週間～

財布の修理も可能で、他にもパスケース、キーケース、ポーチなどの小物の修理も承っています。

ゴヤールの長財布のファスナー交換をしました。

ファスナー交換After。

引手の部分は移植することも可能なのでご相談下さい。

スライダー交換　5,000～7,000円
インナーファスナー交換　13,000～16,000円
ラウンドファスナー交換　15,000～19,800円

ゴヤールオリジナルのスライダー引き手は移植可能なので安心です。

財布ファスナー交換　14,000～18,000円
財布スライダー交換　5,000～7,000円

「ヴァレクストラ」等でも多いのがコバの補修です。塗装が剥がれてしまった場合再塗装にて対応できるので安心ください。色なども遜色なく塗装可能です。マチが傷んだ場合、レザーでの交換が可能です。

コバの再塗装　8,800円～
マチ交換　19,800～27,500円

その他ゴヤールのお財布修理に関するお問合わせはまずはメール見積もりにてご相談ください。

日本だけでなく海外でも人気のあるゴヤール（Goyard)は150年近くの歴史を持つバッグブランドです。独特のキャンパス地、ゴヤールディンキャンパスは一目見たら忘れられないデザインになっています。

ファッショニスタや海外セレブの間でも定番のバッグになっていて、最近では街中で見かけることも多くなってきました。また日本では一般的ではないですが、ゴヤールショップでのキャンパス地ペイントカスタムができます。海外ではイニシャルなどをペイントするユーザーが多いようです。

愛犬用のchic du chien(おしゃれな犬）という犬用品も出していて、なんと1890年から販売しているというからフランス人の愛犬家ぶりには驚かされます。ゴヤールの愛犬グッズなどとてもシックですね。

ゴヤールのバッグや財布修理依頼方法は大きく分けて二通りあります。メーカー修理に出すかもしくは一般のバッグ修理専門店に依頼するかのどちらかとなります。両方の修理について良い点と悪い点を比較してみましょう。

メーカー修理が安心な一番の理由は純正パーツにて修理ができるところでしょう。「絶対にオリジナルと同じパーツで修理してほしい！」といった場合はメーカーに依頼しましょう。

アマゾンなどで購入した並行輸入品は修理自体を断られることが多いので注意が必要です。

バッグ修理専門店での修理はどうなのでしょうか？特徴は主に３点あります。

バッグ修理専門店での修理はメーカー修理よりもかなり安く済むことが多くなっています。注意点はオリジナルと全く同じ素材やパーツではないので多少なりともデザインが変更になる点です。

写真がない場合修理金額等のご説明ができないことが多いので、できるだけ写真の添付をお願いします。

当サイトでは全ての修理に無料の再修理保証をつけています。修理後3ヶ月以内の不具合に関してはすべて無料にて再修理致します。安心して修理ご依頼ください。