「RIMOWAのスーツケースのタイヤのゴムがいつの間にか割れていた」
「空港から返ってきたらボディが割れていた」
といったリモワのスーツーケース(アタッシュケース含む)の修理を検討されている場合、こちらのサイトを参考にしてください。熟練のスーツケース修理職人が解説いたします。
リモワ(RIMOWA)は1898年にポール・モルシェック氏が立ち上げたドイツのスーツケースのメーカーで、ノルトライン=ヴェストファーレン州のケルンに本拠地があります。長年ジュラルミン製を主力として来ましたが2000年からポリカーボネート製も製造しています。スーツケースの代名詞と言えるぐらいの品質と人気を誇り、スーツケースの購入で迷ったならば、RIMOWAを買っておけば間違いないといっていいでしょう。高級感とスタイリッシュさも兼ね備えているためビジネスシーンでも大活躍しています。
メーカーでの修理
オリジナルのパーツをを使って修理を希望する場合はメーカー修理を検討しましょう。購入したお店にてご相談ください。尚、時間には余裕をもって修理依頼することに注意してください。
メーカーに修理を依頼する際は以下の点に留意しましょう。
- ギャランティ―カードや領収書がないと修理受付不可な場合がある
- 見積もりや納期に長く時間がかかる
- 修理金額が高額になる場合が多い
- 状態によっては修理を断られることがあります。
リモワ 公式ホームページ
修理専門店での修理
早く直したいといった場合(在庫次第にはなります)は修理専門店での修理を検討しましょう。
修理専門店に依頼をする場合は以下の点に留意しましょう。
- ギャランティ―カードや領収書がなくても修理が可能
- 見積もりや納期はメーカー修理と比較すると迅速
- 修理金額はメーカー修理と比較すると安価な場合が多い
- メーカー修理で断られても見積もり可能
修理内容・料金
キャスター交換
スーツケースの車輪、タイヤ部分をキャスターといいます。この部分は殆どのケースで交換修理が可能です。2輪タイプのものと4輪タイプのものでキャスターの構造が異なります。どちらのタイプにも対応しているので安心です。
- マルチホイール 50mm 1箇所 7,700円 / 65mm 1箇所 8,800円
- キャップのみ 1枚 2,200円〜
壊れる原因1:スーツケースはたまにしか使わないという方も多いと思います。ずっと使わないでしまったままでいるとゴムは劣化してしまい、2~3回しか使用していないのにもうダメになったということが起こります。後悔する前にゴムの劣化スプレーなどで定期的に拭いてあげましょう。
壊れる原因2:髪の毛などのゴミが詰まった状態で無理やり引きずってしまうとタイヤの片側だけが削れていき、さらにはタイヤの土台が削れ、もっといくとボディーまでも地面に擦れてしまいます。タイヤの土台からになると少し高い修理になってしまいます。髪の毛の除去や油をさしてメンテナンスしてください。おかしいと思ったまま使用していれば修理ができない状態にまでなってしまう可能性があります。
キャスターケース(ハウジング)交換
タイヤの付いている土台部分をキャスターケース(ハウジング)と呼びます。
- キャスターケース(ハウジング)交換 1箇所 50mm 11,000円~ / 60mm 13,200円~
ハンドル交換
サイドとトップに通常一つづつついているのがトップハンドルとサイドハンドルです。大きく力がかかる部分なので故障も多くなってしまいます。重い物を入れて使用していればなおさらに壊れます。
ハンドルが破損してしまった場合は通常、交換修理となります。汎用のパーツにて交換修理します。汎用のパーツでの交換だとハンドルを留めるビスの位置が合わない場合があります。その場合はボディに穴をあけて、元の穴が見えるようならカシメで目立たないようにします。
- ハンドル交換 11,000円~
テレスコープハンドル交換
引き出しスライド式のハンドル部をPUハンドルと呼びますが、リモワではなぜかテレスコープハンドルと独自の呼ばれ方をしています。
完全に折れてしまった場合はメーカー修理となるケースが多いです。そういった場合にはメーカーにまずは問い合わせてみましょう。引き出せないなどといったトラブルは専門店でも修理対応が可能な場合があります。しかしながら基本的には内部の破損トラブルなので丸々交換での修理になります。
- テレスコープハンドル交換 19,800円~
壊れる原因:スーツケースを持ち上げるときにトップハンドルではなくPUハンドルで持ち上げて電車など乗り降りされている方をよく見かけます。持ち上げるためのハンドルではないため、そのように使用していれば必ず壊れます。高額な修理になりますので持ち上げるときはトップハンドルやサイドハンドルを持つように心がけてください。
TSAロック交換
TSAロックに関しても交換修理となります。旧ロックをTSAロックに変更することも可能ですが、かなり古いものだとできないものもあります。
- TSAロック交換 1箇所 11,000円~
- 旧ロックをTSAロックに交換 1箇所 11,000円~
スーツケース・アタッシュケースの内装(内袋)交換
長く使っていると、内袋の裏側が劣化し剥がれてくるのと、劣化したスポンジなどが砂状になってボロボロと出てきます。その場合は内装の交換も可能です。古いタイプだと現行タイプに変更になり、ポケットがついている元のアタッチメントが使えなくなる可能性があります。又お時間はかかるため早急にという対応はできません。
- 内装交換 3万円前後(見積り)
ボディ凹み・割れ修理
空港から戻ってきたらボディが割れていたというケースが多くなっています。ボディの凹みや割れは補強にて修理対応可能で、同時に割れ目も目立たないように塗装します。
- ボディ補強修理 1万円~(見積り)
空港で破損された際はその場で必ず対応してもらってください。
シルバーインテグラルの修理
古い型、特に多いのがシルバーインテグラルの修理です。修理箇所によってはメーカーではもう修理できないのですが、当店ではボディの加工をして現行の部品を付ける修理もできますので、諦める前に1度ご相談ください。ただし金額は少し高めになってしまいます。
その他の特殊なスーツケース修理にも対応しています。まずは一度見積もりにて依頼してください。当サイトでは全ての修理に無料の再修理保証をつけています。修理後3ヶ月以内の不具合に関してはすべて無料にて再修理致します。安心してご依頼ください。