アニアリ(aniary)のバッグ修理について

アニアリのバッグ修理について修理職人が詳しく解説していきます。日本製バッグの中でも特に男性い人気のあるアニアリ(aniary)はどういった修理が可能なのでしょうか?

アニアリスライダー引き手
アニアリのスライダー引き手はとても特徴的な形をしています。バッグによっていろいろなタイプがあります。

アニアリの修理依頼方法は大きく分けて2通りあります。メーカーでの修理もしくは一般のバッグ修理専門店での修理です。

アニアリのバッグは良質なレザー製の物が多く料金も決して安くはありません。長く愛用するためにもバッグの修理やメンテナンスはしっかりと行いましょう。

アニアリのバッグ メーカー修理の場合

オリジナルと全く同じパーツ等にて修理を希望の場合にはメーカーに修理を依頼しましょう。
メーカーに修理を依頼する際は以下の点に留意しましょう。

  • ギャランティ―カードや領収書がないと修理受付不可な場合がある
  • 海外購入品、並行輸入品は修理を受付けてもらえない場合がある
  • 見積もりや納期に長く時間がかかる
  • 修理金額が高額になる場合が多い
  • 状態によっては修理を断られること有り

またアニアリ公式サイトにはアフターサービスの説明がないので、購入店に問い合わせるのがおすすめです。

◯アニアリ 公式サイト

アニアリのバッグ スレッド&ニードルで修理の場合

メーカー保証が切れているバッグに関してはアニアリの修理実績が豊富な専門店に修理を依頼するのが一般的で安心です。
オリジナルのパーツでの修理にはこだわらない、早くなおしたいといった場合はスレッド&ニードルでの修理を検討しましょう。

また購入店で修理やメンテナンスを断られた場合にもバッグ修理専門店なら対応が可能な場合も多くなっています。諦めずに無料見積もりを依頼してみてください。

アニアリのバッグをスレッド&ニードルに依頼をする場合は以下の点に留意しましょう。

  • ギャランティ―カードや領収書がなくても修理が可能
  • 海外で購入した製品や並行輸入品の修理も可能
  • 見積もりや納期はメーカー修理と比較すると迅速
  • 修理金額はメーカー修理と比較すると安価な場合が多い
  • メーカー修理で断られても見積もり可能
  • オリジナルのパーツでの修理は不可

◯スレッド&ニードル 公式サイト

アニアリのバッグ修理料金と参考納期

アニアリは多種多様なバッグをリリースしています。実はバッグはタイプ別に壊れやすい箇所がある程度決まっています。

それでは一番気になるアニアリのバッグ修理料金について修理のタイプ別に見ていきましょう。

内袋の破れ補修

意外と多いのが内袋の破れ補修です。アニアリの内袋は主にナイロン系の生地素材が多くなっています。

アニアリ 内袋部
トートバッグなどのファスナーを開けると内袋が見えます。この袋の部分は補修や張替えが可能です。

破れてしまった場合は2通りの修理方法があります。ほつれてしまったところを補強して再縫製する方法と内袋一式を張り替えてしまう方法です。オリジナルのデザインをあまり変えたくない場合は部分的な補修がお薦めです。

  • 内袋部分補修 6,000~10,000円
  • 内袋総取り替え 15,000円~

ファスナーやスライダーが閉まりにくくなった場合

こちらもアニアリのトートバッグやブリーフケースで多い修理です。ファスナーが多くついている仕様のバッグや毎日の開け閉めが多い場合はファスナーに注意しましょう。

スライダーを引っ張ってもファスナーが閉まりにくくなったなってきたら、スライダーの消耗をまずは疑いましょう。スライダーのみの消耗であれば、スライダー交換にて安価に修理できます。またスライダーの引き手部分(アニアリのロゴが入っている部分)はほとんどが移植可能です。

アニアリスライダー
スライダーの引き手部分。移植可能なのでイメージを変更することなく修理可能。
  • スライダー交換 5,000~7,000円
  • メインファスナー交換  14,000円~
  • サブファスナー交換 13,000円~

根革の交換や補修

アニアリのバッグ
アニアリのレザーバッグはユニークな形状をしたものも多くなっています。
根革修理ビフォー
根革修理ビフォー。レザー自体は傷んでないですが、ステッチが弱くなっています。
修理アフター
ステッチをきれいに外してから、再縫製します。糸の色も合わせるので、違和感が残りません。

「根革ってどこ?」とう言う方も多いかと思いますが、根本の革で根革です。ショルダーベルトなどが付いているカバンはこの部分が故障しやすいので注意しましょう。

この根革部分は再縫製、再作成などいろいろな修理が可能です。弱ってきたら早めの修理がおすすめです。

  • 根革再作成 1か所 7,000~10,000円
  • 根革補修 1か所 5,000~9,000円

バッグのタイプ別修理

アニアリにかかわらずバッグの形状によって壊れやすい箇所がある程度決まっています。それぞれタイプ別に見ていきましょう。

ブリーフケース(Brief)

ビジネスで使用することが多いブリーフケースはタフに使うため修理依頼が多いです。修理依頼が多い箇所は下記になります。

ファスナー交換:開けたり閉めたりがおおいブリーフケースのファスナー部分。開口部も大きいため、故障が多い箇所の一つです。オリジナルの引手を残しての修理が可能です。
15000~20000円

持ち手の交換:持ち手(ハンドル)部分もブリーフケースで多い修理内容です。近いレザーにて持ち手を作成して交換します。
18000~25000円

トートバッグ(Tote)

日常使いが多いトートバッグ。パーツ数が少ないため修理依頼箇所は限られています。

持ち手交換:トートバッグで一番多いのが持ち手の交換です。色バリエーションが多いアニアリのトートバッグですが、似寄りのレザーを探して交換します。
18000~25000円

ショルダーバッグ(Shoulder)

ショルダーベルト交換:ショルダーバッグで多いのはショルダーベルト交換です。重いものをたくさん入れている場合には注意が必要です。
18000~25000円

バックパック(Backpack)

日常とビジネス両方で使用されるケースが多いバックパックは修理依頼がとても多くなっています。

染色:擦れたり、退色したレザーも染色で対応が可能です。カラーバリエーションが多いアニアリだからこそ、色スレには注意しましょう。
18000~25000円

ショルダーベルト根革交換:重さの負担がかかる根本のレザー交換です。両方同時の交換となります。
9000~15000円

レザーバッグなどでおすすめのクリーニングと染色

レザーバックは専門店での定期的なバッグクリーニングがオススメ。

定期的なバッグクリーニングをすることでレザーの保湿をして、更には汚れの定着を防ぐ効果があります。また色が落ちてしまったレザーバッグは染色で蘇ります。

  • バッグクリーニング 7,000円〜
  • レザー染色 8,000円~

その他アニアリのバッグ等修理に関する修理は下記の無料メール見積もりよりご依頼ください。
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