さてトートバッグ(tote bag)とはつまりどういったバッグなのでしょうか?また名前は何に由来しているのでしょうか?トートバッグとは通常持ち手が2本ありやや大きめの手提げバッグでファスナーが口前にファスナーがついていないものが一般的です。

「トート(tote)」は、アメリカ俗語で「運ぶ(carry)」、「背負う」を意味する。
(出典:ja.wikipedia.org)

どうやら名前の由来はアメリカ英語からきているというのが一般的な解釈のようです。トートバッグもともとキャンプなどアウトドアで使用されていたようです。とても厚い生地を使用して強靭かつ実用的な特徴を持っていました。

お手軽さから近年特に人気のトートバッグですがいつ頃から人気が出たのでしょうか?

10年ほど前にはそれほど街で見かけることもなかったように思います。グーグルでの検索ボリュームを相対的に見れるグーグルトレンドによると2011年の初頭から検索数が爆発的に伸びています。この年がトートバッグ元年のようです。

各ブランドもいろいろなトートバッグ対策をしてトートのラインナップを充実させてきたのも2011年あたりといっていいのではないでしょうか。

トートバッグに使用される素材は実に多様です。手元の部分はナイロン、合皮、レザーなどが一般的です。また本体の袋の部分もポリエステル、ナイロン合皮、レザー、キャンパス地など多様になっています。

くるみ割り人形のトート
出典:zozo.jp レペットの栗み割り人形トートバッグ。トートバッグの良さはこういった楽しいプリント部分によるところも大きいです。

トートバッグで人気のブランドを簡単に案内します。本格的なレザートートからナイロン製のお手軽トートまでいろいろなタイプがありますので、価格別にまとめてみましょう。

1万円未満のお手軽トートバッグ

  • ローリーズファーム Lowrys Farm
  • ディバイス Device
  • グローバルワーク Global Work
  • 夢展望
  • ウィゴー Wego

1万円未満のバッグには素材も色も実にいろいろあり、ブランド色が出るのがトートバッグの特徴です。

ローリーズファーム 小さめトート
出典:zozo.jp 手元の作りに特徴があるトートバッグ。2000円前後の価格ながら実用的です。

トートバッグを長く使う上で気になるのが修理にかかる費用です。トートバッグのつくりはとてもシンプルなものが多いので他のタイプのバッグよりも安価に修理できるケースが多いです。

トートバッグで壊れやすい箇所と参考料金は下記になります。

手元(ハンドル・持ち手)交換

重いものを入れて使っている場合は手元がまず傷んできます。トートバッグの手元が壊れてしまった場合は通常交換での対応になります。レザーのものは近い色のレザーにて交換が可能です。合皮(フェイクレザー)のものは交換の際に本革での交換になります。

手元交換 22,000円~

内装交換

内袋(内張り、内装、ライニングなどとも)の合皮が加水分解によって劣化するためにベタベタしてきたり、ボロボロになってしまった場合は内袋の交換が可能です。使用する素材は合皮ではなく専用の生地となります。オリジナルのように劣化することがないのでおすすめです。

内袋交換 25,000円~

ヴィトン 内装交換

下記リンクからお問い合わせや簡易見積りができます。写真がない場合修理金額等のご説明ができないことが多いので、できるだけ写真を添付をお願いします。