イルビのバッグが故障してしまった!

ウォレットのボタンが硬いけど、どうにかならない?

といった場合にはこちらのページからどうぞ。イルビゾンテのバッグ修理について経験豊富な修理職人が解説していきます。

イタリア フィレンツェで創業したイルビゾンテ(Il Bisonte)は小さな工房から生まれました。イルビゾンテのレザーワークは革製品を愛用する人の中でもひときわ人気が高く、メンテナンスをしながら長く使用されています。つまり修理やメンテナンス次第で長く愛用できるレザーグッツといえます。

特にレザー小物(財布やキーケース)などを購入される方が多いようです。質の良いイタリアンレザーは長く愛用すればするほどに味が出てきます。そういったところもこのブランドの人気に一役買っているようです。

安くはないレザー製品なので、修理やメンテナンスをしながら長く使用するのをお勧めします。

修理依頼方法

修理依頼方法は大きく分けて2通りあります。

メーカー修理:イルビゾンテに修理を依頼する

まずはメーカーでの修理です。オリジナルと同じパーツでの修理を希望する場合は購入店もしくはイルビゾンテ公式サイトのカスタマーサポートに問い合わせましょう。

メーカー修理での注意点は料金が高額になる可能性が高いことと、修理に日数が長くかかること
です。通常見積もりに2~4週間、修理完了に2ヶ月程度かかるのが一般的なようです。

また注意点として修理には購入時に付帯する保証書が必要になるケースも多いようです。まず購入証明書や保証書があるか確認してください。

バッグ修理専門店(スレッド&ニードルの場合)での修理

次に一般のバッグ修理店に依頼する場合はまずは無料の見積もりを利用しましょう。一般のバッグ修理専門店の良いところはメーカー修理よりもバッグ修理料金が比較的安く、また納期も早いことが多いことです。

またメーカーでの修理では修理不可になるものも直せるケースがあります。まずは一度無料の見積もりを取ってみましょう。

イルビゾンテで依頼の多い修理

ボタンフラップ(カシメ)の不具合や根革が千切れた場合

ショルダーバッグで一番多い修理がボタンフラップの金具の交換と根革の交換です。

重量の負荷が一番かかりやすく、金具が磨耗で取れてしまったり損傷することが多々あります。また根革の場合も同様に糸がほつれたり、ちぎれてしまう事があります。そういった場合には同色の金具や革で交換が出来ますのでご相談ください。

また財布やコインケースなどのボタン部分(ホック、バネホック)が固い場合などはホック交換にて改善することが可能です。

ロゴが入っているイルビゾンテのホックは、メスのみの交換でロゴを残せる場合もあります。

  • ボタンフラップ(カシメ)交換 4,000円~
  • 根革交換 7,000~10,000円
  • ホック交換 5,000円~

持ち手(丸手、平手)のコーティング補強から持ち手作り直しまで

イルビゾンテのレザーはかなり強度のある革を使っていますが、長らく使用しているとコバ(際)の樹脂コーティングが剥離したり、持ち手の革がちぎれたりひび割れを起こします。

その際にはコーティングの塗り直りや持ち手の交換が出来ます。いずれの修理もオリジナルのデザインに可能な限り遜色のない形で復元修理します。

  • 手元コバコーティング 10,000円~
  • 持ち手作成 22,000円~

パイピングの損傷と糸のほつれについて

パイピング修理は主には二種類あります。革もしくは生地の補強の為に外側に革を巻いてステッチを出す補修と内装の内袋の方でステッチをまとめて玉縁だけが外側に見えているタイプの二種類です。どちらも部分的な補修と全体の交換が出来ますので修理の際には早めの対処をお勧めしています。

  • パイピング部分補修  7,000円~
  • パイピング全体補修  28,000円~
  • リステッチ      4.000円~

内装の生地の汚れや破れには

イルビゾンテのバッグは上質な革のみで作られているバッグと内装に生地を使用しているものがあります。

床面のみの内装には汚れなどが付着した際には汚れが目立ってしまうことがあります。そんな時はクリーニングをお勧めしています。また早めに処理をした方が症状を緩和出来ますので気づいた時には鞄専門店に相談してみましょう。

内袋があるものに関しては生地が裂けたり汚れたりすることが多々あります。そういった場合にも似寄りの生地で交換出来ますのでこちらもご確認ください。

  • バッグクリーニング 7,000円~
  • 内袋交換 25,000円~

今回紹介した対処法以外にもイルビゾンテのバッグ修理方法には色々な種類があります。少しでも気になる箇所がありましたら無料の簡易見積もりをご利用ください。

口前のバインダー張替え

長く使用していると傷んでくることがあるのが口前バインダーです。イルビゾンテのトートバッグなどで口前をバインダー仕上げているものがあります。トートバッグの場合には何かにつれて擦れる箇所ですので、擦れきれてきたり、色スレが見れるようになったら早めに交換しましょう。

ファスナー交換・スライダー交換

イルビゾンテだけではなくバッグやお財布で一番多い修理依頼がファスナー関連のトラブルです。イルビゾンテの商品カテゴリの中でファスナー交換が多いのは下記のモデルになります。

3~5年程度使用していて、ファスナーの動きが悪くなってきたらファスナー一式の交換をおすすめします。

  • クロスボディーバッグ
  • ベルトバッグ
  • ボストンバッグ

ロングセラーの上記のモデルは売れているだけあった修理依頼も多くなります。
その他のモデルももちろん修理可能です。

イルビゾンテのお財布の修理について

当サイトではイルビゾンテの財布修理も承っています。修理依頼の多いスナップボタン(バネホック)の交換修理からレザーの色スレやクリーニングまで対応可能です。

財布修理については別途下記のページにて詳しく解説していますので、愛用の財布が故障してしまった際には参照してみてください。

一生もののイルビゾンテレザー財布は修理に関しても経験豊富な専門店に依頼するのが安心です。

  • ファスナー交換 14,000円~
  • スライダー交換 5,000~7,000円
  • レザー染色 8,000円~
  • レザーウォレットクリーニング 5,000円~
  • ホック交換 5,000~9,000円

その他のバッグや財布の修理に関しては無料のメール見積もりをご利用ください。

当サイトでは全ての修理に無料の再修理保証をつけています。